cherusi-kitchenの日記

日々の生活に流されて、美しいもの感動したものを忘れ去る自分の為に書き留めておこうと始めました。その時々の季節の移り変わり、また自分の心の移り変わりも書き留めたいと思っていますf:id:cherusi-kitchen:20160309033342j:plain

やられたッー!!

 やられましたー!!

 腹立つゥ!!、、、、

 

 

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心の中では「にっくきカラスめ!!」「クッソー!!」、‥などなど、到底人様の前で言えないような言葉が次から次へと出てきます。本当にガッカリです。

 「私のスイカ」は朝7時頃までは順調に育っていた、、、、はず、、、、なのに、9時頃に行った娘が「お母さん!スイカ食べられてる!」

  え~~~~~~っ!!

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 7時頃に畑を見に行った時何度も確認し、上にパクチーの枝で覆い隠し、皮の黒いスイカなのでこれならカラスも気づくまいと思ったのが、甘かった!

 カラスは前家の屋根のてっぺんにとまり、いつも我が家の畑と幼馴染の畑、Tさんの畑の3つを偵察していたのは知っていましたが、今年はキュウリもトマトもカラスの餌食にならなかったのでちょっと安心してました。

すぐにグリーンの網を被せましたが、後の祭り。

このスイカは、後2週間もすれば美味しい1番成りのスイカとして食べられたのに、、、と思うと、何も手を打たなかった私の負けです(深く反省)。

(カラスは数週間前に、我が家のビワの木丸ごと1本を食べつくしたにっくきカラスの集団の中の1羽。)

 

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残りのスイカにグリーンの網をかぶせ黒い覆いをしました。無事に育ちますように。

   ~ ~ ~ ~

 午後からは気を取り直し、先日採って来た「サルトリイバラ」の葉で「イバラ饅頭」を作りました。(先々週沢山採って来た葉は枯らしてしまいました。。。。反省)

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 数年前まで毎年この時期になると30個~40個作ってご近所さんや親戚に少しですが食べてもらってました。最近は葉が減り山にも採りにいかなくなり自然に辞めてしまってました。

材料は…小麦粉、粒あん、熱湯、塩少々です。

小麦粉に塩を少し混ぜふるいにかけます。その中に分量の熱湯を注ぎ、木杓子で冷めないうちに餅のように半透明になるまでかき混ぜます。ねっとりした餅が出来上がり、小さくちぎり、手に粉を付け平たく伸ばして粒あんを包みます。サルトリイバラの葉(表)を包んで、湯気の上がった蒸し器で5分蒸しあげます。

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 実はとっても簡単な饅頭ですが、サルトリイバラの葉が絶妙な香りをつけてくれます。サルトリイバラの葉が無いときは、ミョウガの葉で包んで同じように蒸すと良いよって曾祖母から教わりました。

 

f:id:cherusi-kitchen:20170630233600j:plain出来上がり!!

 5分蒸したところ。熱々は柔らかくて美味しいのですが、熱いので火傷に注意です。

 

 

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今回も市販の粒あんを使いましたが、昔は家で小豆から作っていました。

 

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素朴なお味で美味しいですよ。(市販の餡はちょっと甘すぎるけど)

 この地方では昔「野上がり饅頭」と言って、田植えが無事に終わってホッとした頃合いに作っていました。

「野上がり饅頭」を作る日は家族総出で朝早くから起きて釜に湯を沸かし、100個~150個くらい作りました。それを重箱にぎっしり詰め、親戚中に配っていました。

「今年も無事に田植えを終わらせて頂きました。手伝って下さった皆様に感謝します。」という意味合いがあるようです。

  今年最初に作った饅頭は15個。いつもお野菜を戴く近所の幼馴染に半分おすそ分けしました。

 

後から「ご馳走様  美味しかったです。」

とメールを頂きました。

~~こちらこそ、いつも美味しいお野菜をありがとう!~~

 

、、、カラスにスイカを横取りされたことは、スッカリ忘れてしまいました、、、

     単純です