cherusi-kitchenの日記

日々の生活に流されて、美しいもの感動したものを忘れ去る自分の為に書き留めておこうと始めました。その時々の季節の移り変わり、また自分の心の移り変わりも書き留めたいと思っていますf:id:cherusi-kitchen:20160309033342j:plain

外に出よう、、、っと、、

 確かに、これだけ暖かくなると自然に外に出たくなりますね。

それに、この時期は田植えの準備で、あちこちからブォーンとトラクターの音が聞こえてきます。

すると心の隅っこで、、、焦る私。

※今年は娘が沢山のチューリップを植えました、、

 

 お隣の地区ではすでに田植えが始まってます。何町も作っている専業農家は、農業用水が来るまではため池の水を使って田植えをしているそうです。

私の地区は、小さな田んぼばかりですが用水の水が26〜7日に流れるので、競争のように(私にはそう思えてならないんだけど😅)トラクターが土を耕してます。

あ〜ぁ、またこの季節がやって来た、、、

※去年、黄色いマーガレットの苗を見つけたので、久しぶりに植えました。

マーガレットは大好きな花なので、少し念入りに手をかけたら見事な大株になって、花も迫力あります。、、フフ嬉しい、、、

草むらから、後から植えた第二弾の柔らかい春キャベツも採れました。

まだいくつか畑にありますが、早く採ってしまわないとキャベツの真ん中がパチンと割れて「コンニチハ」と花が出て来るんです。

そうなってはヤバい、焦らなくては、、、

で、毎日キャベツのレシピばかり。

もー飽きたけど

 

[再上演]

しつこく劇団の事ですが、、、

去年の10月末にやった後、再上演の話が出て、今月の4月6日(土)に今度は町民文化会館で前回の「わしらの村に水が来たー!」を再上演しました。

今度の会場は、小学校の体育館とは違い舞台も広く(特に奥行き)演技も装置もバージョンアップで出来ました。

 

当日は、

上演の数日前に新聞で紹介された事もあって、近隣の町からも沢山観に来て頂きました。

当日券もあっという間に売り切れ、座席も足りなくて大急ぎでスタッフさんにパイプ椅子を全部並べてもらいました。

本当にありがたい話しです!

 

 数ヶ月前にやったとはいえ、特に最後の1週間の毎晩6時半から10時近くの練習は、正直きつかったです。

先日は、衣装も帯もカツラも陰干し、草履も綺麗に拭き劇団に返却に行きました。

もうこれでお芝居もおしまい、、、です、

 

☆補足☆

この用水は山の中を全長約30km流れている用水で、岩をくり抜いたトンネルが何ヶ所かあります。

私が子どもの頃は祖父から「絶対!行ってはアカンぞー!」と何度も言われてました。

ダメだと言われると行ってみたいのが子ども。5〜6歳の頃大きい子の後について行った時は、水量と流れの速さに圧倒されて、怖くて怖くて遠くから見てました。

今のようなコンクリートではなく、泥壁のような粘土質のツルツルの土を固めたような水路で、子ども心にここに落ちたらヤバい!とマジで恐かった。

「紫陽花祭り」のイベントの時は、このトンネルを田舟で渡ることが出来ます。ボランティアの船頭さんは中学校の生徒さん達。(但し大人気で待ち時間は約1時間待ち)

※エンゲの切り通し

(※冬場なので水量はありませんが、田植えが始まると凄い量の水が流れます。)

 

一番過酷な作業は岩場。ノミと金槌で少しづつ削って行く。

「岩一升に米一升」という言葉で残ってます。

(一升ますに一杯分の岩を掘ったら、一升ますに一杯の米をあげる」という約束で村の百姓たちは頑張りました。

 

さて、

私自身も気持ちを入れ替えて、

また細々と米と野菜を作ります。

命の水「、、用水」に感謝しながら、、、