cherusi-kitchenの日記

日々の生活に流されて、美しいもの感動したものを忘れ去る自分の為に書き留めておこうと始めました。その時々の季節の移り変わり、また自分の心の移り変わりも書き留めたいと思っていますf:id:cherusi-kitchen:20160309033342j:plain

ヒガンバナのネックレス

 ヒガンバナ…気温の違いか26日まで枯れずに咲いています。しかも、ここ数日間は別の土手でも花が増えているように思えます。

 で、ふっと思い出したのがヒガンバナのネッックレス。あの頃どうやって作っていたんだろうって。確か茎をポキポキ折って作ったような??

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記憶を辿りながら作ってみることにしました。

確かに茎をポキッと折ると青臭い匂いと汁が出てきます。草木にかぶれ易い人はこの汁のせいかもしれません。でも、なめたり食べたりしなければ大丈夫って書いてありましたよ。

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作り方は簡単、茎を折り皮を1㎝位剥くように下にすべらせ、反対側の茎も同じようにします。それを交互に繰り返すと、、、、完成です。

「おぉー!!懐かしい。」

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さっそく、、、、

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、、、迷惑そうなシュワの首につけてあげました(笑)。(シュワはクールなオッサンなので何にも喜んでくれません。)外したいのを堪えてずっと固まっています。

「ごめんなさいネ。」

 

ヒガンバナ

朝から小雨が降り肌寒い日、今日が「お彼岸さん」ってうっかり忘れかけていました。

 妹夫婦が”おはぎ”を持ってお墓参りに来た時「えぇ~!?」と思い出したくらいで全くお恥ずかしい限り。いえ、私の中では彼岸は9月の23日か24日って勝手に思い込んでいただけです、ハイ。

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曼殊沙華とも言いますが、私たちは子どもの頃から「彼岸花」と呼んでいました。

 普段気づかない草むらの中から突如ニョキっと茎が出て、お彼岸さんになると忘れず一斉に真っ赤な花をつける「彼岸花」。本当に不思議な花です。

「ワタシはここに居たんだよ」と誰かに伝えるように。

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花が真っ赤で毒々しいから「毒があるよ。」と子どもの頃お友だちに教えられ、おとなになるまで厄介な花だと思っていました。毒があると言われてもかぶれもしないし、彼岸花のネックレスは友だち皆で楽しんで作ったものです。

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 彼岸花の球根が、大昔から何度も襲った飢饉の為の代用食だったと聞いたのは、おとなになってからでした。アクが強くて実際そのまま食べることはできませんが、何日も水などでさらして食したと聞きました。「水にさらす」ということはある意味毒性があったのでしょう。方法は判りませんが、実際その語って下さったおばあさんも食べたことがあったそうです。もう2,30年も昔の話です。味は?どうだったのでしょうね。私としては一番気になるところです。

 それで少し納得したことがあります。それは彼岸花里山に多く自生し、人里離れた山奥では見かけないこと。飢饉が起こった時の非常食として、どんな痩せた土地でも育つ彼岸花を田んぼの脇(土手)に植えたこと。昔の人の知恵って素晴らしいと思いました。

※ 後で調べると興味深いことが書いてありました。彼岸花の毒性(リコリン)がネズミやモグラの撃退になるって話。俄然興味が湧いてきました。これはもう少し調べてみましょう。だって私の畑、モグラ被害が半端じゃないから、、、、。

嵐の後の、、

 激しい雨と風で大荒れした台風16号。九州や四国各地で被害をもたらしたようですが、私たちの里山の上を大暴れしながらも何とか通り過ぎていきました。ひとまずほっとしたものの、一時は激しさを増す暴風雨で内心ドキドキしていました。

 雨戸も閉めたしタープも外したし、植木鉢も避難させたし、ナスやキュウリの支柱もしっかり確認したし、、、「大丈夫、大丈夫、、」と心で言い聞かせていました。

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今の気象予報図は本当にすごいです。地図上で我が町を通り過ぎた途端、風はぴたりと止み、雨もピタッ。「ん?なんじゃこりゃぁ。なんて分かりやすい。」

 その後、西の空に綺麗な夕焼けを見ることができました。本当に久しぶりの夕焼けです。気づくのが遅く画像もイマイチですが、ちょっと嬉しい気分になりました。

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雨で浸水した田んぼの水を抜くためにあぜ道に来ると、

雨風で何本か折れていましたが彼岸花が咲いていました。

「あ~した、天気になぁ~れ(^^♪)」って。

 

 

カサブランカ

昨日カサブランカの花束を貰ってきました。

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香りもかなりしていたので花束全部がカサブランカだと思っていましたが、花瓶に入れるとき気づきました。4本は無臭の白いユリとリンドウでカサブランカは一本だけ。たった1本でも、その凛とした姿や漂う気品、かぐわしい芳香はさすがカサブランカだと思いました。

 台風の影響で朝から降ったりやんだりのお天気でしたが、時々気持ちの良い風がふわりと部屋を通り抜けます。その時、玄関に飾ったカサブランカがそれはそれは良い香りを届けてくれるので、とってもリッチで幸せな気分になってます。

誰でもそうであるように、私も花はどんな花も大好きです。花にはそれぞれの良さがあり道端でひっそり咲いている花だって、その良さに気づいたとき得した気分になりますからね。

でも、私にとってカサブランカは特別で、疲れ果て気が滅入って気力がなくなった日が続くとき、お部屋に一本飾るだけで思ってる以上に幸せな気分になり、また頑張ってみようって気になります。他の花ではそこまでにはならないので、やっぱり私にとってカサブランカは特別なんです。

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派手さはありませんがヒャクニチソウも頑張ってますよ。あれからずっと咲き続けているこんなに重宝な花はありません。来年も種を採っておいて咲かせましょう。

(シソの花と一緒に)

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夏の強烈な太陽や台風の雨にも負けず咲く”トレニア”。玄関のステップ横に、毎年こぼれ種から咲き続ける爽やかなブルーがたまりません。

今年はマリーゴールドがさっぱり花や蕾をつけないので寂しい限りですが、こぼれ種トレニアもう少しだけ頑張って欲しいな。

<付録›

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((めだか祭り9/18で五平餅出店)

劇団(田舎芝居?)の資金作りの為、毎年「メダカ祭り」に五平餅の出店をしています。五平餅は隠れ名物になり年に3回の出店ですが、大抵は12時前に売り切れてしまいます。それが、台風の影響で当日は雨、お客はさっぱり、ほぼスタッフばかりで、、、、。

今回は作る数も350本と減らしたにも関わらず、かなり売れ残りが出てしまいました。しかし、、、、

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20年来の常連客さんが多くいて電話注文でほぼ完売しました。

(良かった良かった!パチパチ) 

劇団名物「五平餅」は本当に美味しいのです。米は地元産、新米のコシヒカリ。タレは”クルミ、ピーナツ、ゴマの醤油、味醂ベースのオリジナル。固定客もついて毎年大繁盛。

さて、劇団は10月29日の地元中学校の公演に向けて、皆さん老体に鞭打って?頑張ってますよ~。

 

 

秋キュウリは星のしっぽです、、、

f:id:cherusi-kitchen:20160913232502j:plain(星のしっぽ)

7月中旬ころ種を蒔いた秋キュウリがやっと実りました。(8月頃に撒いたと記憶違いをしていました。)秋キュウリと言っていますが、春のキュウリの種を時期をずらせて蒔いただけです。今日の収穫は二本でしたが、星をくっつけた可愛いキュウリの赤ちゃんも何本か確認しました。まだまだ楽しめそうです。

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秋キュウリは柔らかくて本当に美味しいです。今日の朝食は、昨夜茹でたジャガイモにハム、トマト、キュウリをマヨネーズで和えただけのシンプルなポテトサラダ、ジャガイモのスープと大好きなチーズトーストです。

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さすがに量が多すぎて結局トーストは半分残しましたが、キュウリがたっぷり入っているとポテトサラダも美味しい。「ごちそう様でした。しあわせ。」

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昨日もイチジクが沢山採れました。おすそ分けしても残って来るので少しだけジャムを作ってみることにしました。

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本当は生食が一番なんだけど傷みも早いので、クックパットを参考に500gだけ作ってみました。砂糖も半分以下(200g)です。それでも甘いくらいのジャムが出来上がりました。とっても美味しいのだけど、、、、、

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実は、冷凍庫の中には今年作ったイチゴジャム、ブルーベリージャムもまだ残っているのです。ヨーグルトに入れて一生懸命食べているのだけどなかなか減らなくて。

 今回は早めに娘に持って行ってもらうことにします。どうも私はトーストにはバターかチーズが好きで、せっかくジャムを作っても残しちゃって。もったいない話ですね。

 今年の気候がイチジクに適していたのかもしれませんが、去年の晩秋に枝を何本か思い切って切り詰めてスカッとさせたのです。それが切り詰めた枝が伸び、どんどん実がなってきて、春には次々と熟してきました。もちろんカラスや蜂との競争ですが、それでも今年くらい沢山実るとお互いに共存することできます。「めでたし、めでたし!」

 

 

 

台風13号

 三重県を直撃すると思っていた台風13号は、温帯低気圧になって各地に大雨をもたらしているようです。こちらも昨日は急にどしゃ降りになったかと思えばピタッと止み不思議なお天気でした。早朝には”ピッカ!!ドドド、ドッカーン”と大きな雷で目が覚めました。

今年はまだ一度も台風らしい台風が来ていません。いえ来てほしいなんて思っていませんが、台風のない年も不思議なもので。冬場に水不足にならなければいいのですが。

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久しぶりに晴れたお天気の中で、ニチニチソウの白とローズピンクが鮮やかです。6月に試しに育ててみようと購入したのですが、なかなか頑張って咲き続けてくれています。来年は色も苗ももっと増やしたいなって思いました。

反対に毎年秋に咲かせるマリーゴールドが今年はさっぱりダメです。私は秋口から霜の降りる頃にかけて長期間咲かせたいので、7月中も蕾を取り除いていたのですが、気温が上がりすぎたのか9月になっても蕾が見当たりません。その上暑さで半分以上枯れてしまいました。花の少ない晩秋に一斉に満開になるマリーゴールドが自慢だったのになぁ、残念です。

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 こぼれ種から育ったケイトウは相変わらずお元気です。実はこのケイトウは種を蒔いた覚えも苗を植えた覚えもないのに、十数年前からずっと咲き続けているのです。

 我が家の前の狭い道路は、お墓にお参りに行かれる方がよく利用されるのですが、どうもどなたかのケイトウの種がこぼれ、いつの間にか我が家の庭に広がったみたいです。母はヒャクニチソウと一緒に仏前に飾り重宝しています。

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今年の夏は暑くて色々な野菜もうまく育てられなかった中で、豊作だったのが「イチジク」です。今日も30個くらい採れました。イチジク大好きな私は毎日美味しくいただいています。でも沢山採れてもすぐに傷んでしまうので、明日はクックパットを参考にして”イチジクジャム”を作ろうと思案中です。イチゴジャムより簡単だそうですよ。

〈我が家のベジタブル犬〉

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シュワは保護犬で3、4歳で我が家に来てから7年弱になります。それが今年になるまでキュウリを食べるなんて想像もしていませんでした。当時はドッグフード以外は食べたことがなさそうで、お菓子もワンちゃん用おやつも、お肉ですら匂いを嗅ぐだけでなかなか食べられません。当然野菜なんて無理と考えもしませんでしたが、今年の6月頃、沢山採れたキュウリを抱えてシュワの前を通った時、一本コロリと落としてしまいました。拾おうとすると「ガブリ」と口に銜えたかと思うと丸ごと1本ムシャムシャ食べ始めました。もうビックリです。しかも、食べ終るとチョコンとお座りして「もう一本頂戴」という顔。まっ、毎日十数本も採れますから問題はなかったのですが。

でもキュウリが採れなくなると、いつも欲しそうな目で眺めて来るので試しにナスをあげてみましたが、どうもナスはダメらしく匂いを嗅いでプイ。でもトマトはお口にあったのか何個も欲しがります。

 昨日は収穫も減った貴重なトマトを一個丸ごとペロリと食べ、御代わりのミニトマト3個が今年最後になりました。「今年はこれでおしまい。来年までおあずけ。」

参りました!

早いもので、もう9月に入ってしまいました。台風10号が去った後は秋を思わせる気候でしたが、また蒸し暑くなっています。

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 先日、ご近所の幼馴染から「半分だけど、今年最後のスイカをどうぞ。」と戴いたこのスイカ。聞けば小1のお孫さんが育てたスイカだというではありませんか。しかも種から育てたりっぱな大玉スイカ。10個採れたそうでもうビックリです!

私なんて、苗を買って来てやっと小玉スイカが6個採れただけで大いばりして。オバチャンとしてはお恥ずかしいかぎりです。

「タッ君、参りました!」

さっそく娘と頂きましたが、甘くてジューシーで美味しかったですよ。

「ごちそうさまでした!」

〈新米〉

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今年は去年より3俵半(200㎏)以上多く収穫できました。しかもカメムシの被害もなく玄米で見た状態もとってもいい出来でした。

で、さっそく白米にし「新米はどうやって食べるのが一番美味しい?」と娘と相談し、「卵掛けごはん」「干物」「明太子」「ナスの漬物」で決まり。干物は新米をおすそ分けした幼馴染から「南島町の干物」をたくさん頂き、さっそく「いただきま~す!!」

やっぱり、美味しいです。

※余談ですが、今は炊飯器も良く出来ていて毎日美味しいご飯が食べられますが、本当に美味しいと感じるのは”新米の塩むすび”。おにぎりが冷めた時に美味しさを実感します。

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今年6回目の草刈りをしました。これが最後になるか、彼岸花が咲き終わって最後にするか難しい選択です(大げさ)。

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今日も日中は32℃の暑さで全身汗だくの草刈りでしたが、すっきり片付くとやっぱり嬉しい限りです。そう労働したって感じで。。。。

さて、右の柿の木の下の植物はコンニャクの葉です。以前残った小さいコンニャク芋を植えたら、去年あたりから大きくなってきました。冬になるとまた枯れて無くなります。

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そうそう、奥の梅の木の下に”ミョウガ”が残っていました。夏中ソーメンや冷ややっこに重宝していましたが、最後のミョウガです。

土で汚れていますが、先端の白いモノがミョウガの花。ミョウガを探すときは土に埋もれているので花を探して根っこごと引き抜きます。

f:id:cherusi-kitchen:20160903152154j:plain〈食べるオクラの花〉

 9月1日に下の娘がオーストラリアに帰っていきました。今回はオーストラリアで受けた手術の療養もかねての帰国だったので、家に1か月半以上いました。こんなに永くいるとまた行ってしまうのが辛いですね。セントレアまで送って行きましたが見送った後涙がポロリ。お仕事も順調そうで娘なりに頑張っているのは分かっているのですが、寂しさはぬぐえません。私が一番の応援者で理解者なのにまだまだ修行が足りません。

 セントレアの中央ロビーのテーブルで、最後の”塩むすび”を一個食べ、「行ってきま~す!」と元気に旅立っていきました。私も近い内に行くからね。

『さぁ!私も頑張らなくちゃ!!』