前日(18日)夜半に雨が降り始めた時は、正直心の中で”やったー”と思ってしまいました(YさんSさんスミマセンm(__)m)。
今朝も私の中で歌が流れてます。♬(^^♪雨雨降れ降れ、もっと降れ、、、、♪
そして、もしあったらどう言って断ろうかってそればかり考えていたとき、
電話が鳴りました。「今日の熊野古道、一部変更有りだけど、あるからね!」って。(はぁ~~)
今週は忙しかったし気持ちが落ち込む事があったり、家でもアクシデントが続きどこへも行きたくなかったのだけど。でもこんな時こそ外へ出て気分転換しなくちゃと改め出かけることにしました。
アサマリンドウ
出かけて正解!!
「鬼が城」に着いたときはまだかなり降っていましたが、バスに乗り換えてからどんどん雨も上がり薄日もさしてきました。もちろん雨上がりなので滑りやすく難所はカットされたけど。
世界遺産ではありませんが初めは「通り峠」を越えます。石畳のだらだら坂、雨で石は滑りやすく尻もちをつく人を何人も見ました。かなりの汗をかきだんだんおしゃべりも減り、上り坂に集中します。
この辺りは紀伊山脈で日本で2番目に雨量の多い場所「大台ケ原」に通じています。ですから普通の山道ではなく、ずっとこのような綺麗な石畳が続くのです。
【通り峠と子安地蔵】子安地蔵の本体は後ろのお堂の中に鎮座していますが、これは前にいたお地蔵様。とっても可愛いお顔なのでパチリ。
ほぼ頂上に近いのですが、霧がかかりひんやりしていました。でもしっかり汗をかいた私たちはちょうどいい具合です。
やっと、「丸山千枚田」に到着。
ここから世界遺産に登録された千枚田が一望に見えるので、みんなで写真を撮っていたちょうどその時、グラグラと足元が揺れ「え?えー?」私が歩いたから?と一瞬訳が分からずビックリしていると、今度はしっかりグラ、グラ、、、!!誰かが「地震やぁ!」。
その後は、何もなかったかのようにおさまりましたが、とにかくここは崖っぷちなので大急ぎで移動しました。
後で知ったのですが、和歌山、三重県の尾鷲、熊野で震度4でした。下の崖が少し崩れていました。
本当に見事です。カメラマンは一度は訪れたい場所だと聞きます。400年前は二千数百枚の田んぼがあったのが、昭和に入ると500枚程度に減り、数年前からみんなで復元し今では1000枚強に増えたと説明がありました。一枚の田は小さく4株しか植えていないのもありました。4株でご飯何杯御代わり出来るのでしょうね。
本当に美しい風景でしばらく見とれていました。晩秋なので田んぼの稲刈りも終わり里山も人が少なかった。(写真の腕があればもっとうまく撮っているのだけどな。)
ついにお日様が顔を出しました。うまく表現できませんが、まるで天空の里のような雰囲気でした。
丸山神社の地下水、、、甘くて美味しい🎶
お楽しみは熊野古道弁当。目張り寿司、サンマ寿司などとっても美味しいのです。また弁当箱は竹皮で作られていておしゃれで蒸れません。弁当箱は持って帰りたかった。
もう一度訪ねたい場所の一つができました。