3月7日に収穫した野菜です。
そうそう、ブロッコリーといえば、私がまだ小学2,3年生の頃の話。
私は本が大好きな子どもでした。題名は忘れたのだけど「少年少女世界の文学」なんてシリーズの本があって何度も読み返しては広い世界に憧れる子どものひとりでした。
その中の一つのお話に「ブロッコリー」という聞いたことのない名前が出てきました。ブロッコリー、ブロッコリー?一体どんなモノなんだろう。
内容は、農夫のおかみさんに赤ちゃんが授かりましたが、そのおかみさんは「ブロッコリーが食べたい、ブロッコリーが食べたい。」と何度も言うので探しましたがその村にはありません。もしあるとすれば魔女が住む城にあるらしい。そこで農夫は夜中にこっそり魔女の住む城にブロッコリーを盗みに入ります。そこで魔女に見つかり許しを請いますが許してもらえません。何度もおかみさんの事情を話しやっとある条件で許してもらえることになりました。その条件が、もしおかみさんに女の赤ちゃんが生まれたら魔女に差し出すという厳しいものでした。。。。。
その後どうなったか忘れたのですが、子ども心に考えました。魔女の城に危険を冒してまで盗みに行くくらいにブロッコリーが食べたいなんて。ブロッコリーってそんなに美味しいんだ。そのブロッコリーとやらはどうも野菜らしいけど、女の赤ちゃんと取り換えてもいいくらい美味しい野菜って一体どんなお味なんだろう。
本の挿絵のブロッコリーはどう見てもお祖母ちゃんが鶏のエサに混ぜるために作っていた野菜にそっくり。葉っぱ系の野菜で今で言ったら小松菜のような絵が描かれていました。
私の推測ですが、当時の日本の挿絵画家さんもブロッコリーのこと知らなかったんじゃないかなぁ~きっと。
懐かしい昔のお話でした。
今年はブロッコリーを15本も植えてしまいました。苗で買って来た時、近くのキャベツの苗と間違えて10本も余分に買っちゃったんです。ブロッコリーは真ん中の大きい塊(つぼみ)切り取っても、しばらくすると横から小さい
ブロッコリーが出てきます。ですから家庭に5本もあれば食べきれません。それを15本も植えたのだから、、、、(はぁ~)