cherusi-kitchenの日記

日々の生活に流されて、美しいもの感動したものを忘れ去る自分の為に書き留めておこうと始めました。その時々の季節の移り変わり、また自分の心の移り変わりも書き留めたいと思っていますf:id:cherusi-kitchen:20160309033342j:plain

春は忙しい、、、

 毎年、用水路に水が流れ出すこの時期は何かと忙しくなります。

(確か去年も同じようなことを書いたような気がしますが?)

田んぼの準備は年々早くなり、一部の地域では4月初旬に田植えが始まっていました。

先週の土日は地区の半数以上が田植えでした。我が家はいつも最後です、、、。

 

田植え以外にもやることがいっぱいあって、なかなか手早く出来ない私は焦りばかりつのります。

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先週も叔母から電話が入りました。「茶山の土手にイタドリがいっぱい出てきたで、採りにおいで。」って。

やることがいっぱいあって忙しいしあまり乗り気ではありませんでしたが、何度も誘ってもらうので行ってみると沢山出ています。山菜はアクが強く下処理が面倒で、それも躊躇する一つなんです。結局、大なべに一杯ありましたが半分は友だちにあげました。

イタドリはさっと湯を通し、その後数日間水にさらします。もちろん日に数回水を替えながら。

 

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土手にはイタドリの他にワラビもいっぱい生えていました。ワラビもアク強いので炭酸で下処理をし熱湯をかけそのままさらします。時々水もかえながら。

(ああ、、、面倒だなぁ、、、)

 

その上、、、

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今年も猪に食べられて諦めていた筍が、日曜日に竹やぶに行ってみると20本位生えています。

早く掘らないとあっという間に背丈が伸びてしまいます。

畑の草取りを手伝ってくれていた娘を誘い、さっそく竹やぶへ。

15,6本は娘が掘りました。残りは息子が帰って来たら掘るでしょう。

 その間、私は畑の草や食べきれなかった野菜たち(ゴメンなさい)を竹やぶの根っこに肥料になるようにまきました。大袋に13袋もありました。

(畑の草取りが思った以上に大変で、この時点で私はヘトヘト、、、。)

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タケノコ堀りの時は、いつもシュワと一緒です。リードを外してもらい思い切り山の中を駆け回ってます。

 余談ですが、シュワは犬のクセに、コワがって軽トラの荷台には乗れません(全く情けないといったら)

ま、年寄り犬なので大目にみて、結局軽トラの助手席はシュワの席になっています。

今回は娘が一緒だったので、「あんたが荷台に乗る?それとも一人で竹やぶまで歩いて来る?」と聞くと娘「なんでやねん!!」

仕方ないので、シュワが娘を、、じゃなくて、娘がシュワを連れて来ることになりましたが。

下処理が面倒なのはタケノコも同じ。こんなにあると皮を剥のも、米ぬかを入れて20分以上茹でてアク抜きも、、、。第一、一度に入る鍋がない。そこで昔から家にあるアルマイトの大鍋を出してきて、なんとかぎゅうぎゅうに詰めてアク抜きをしました。

(ここまで書いて文を読み返してみると、なんとネガティブな文体なんでしょう。誰に支持をされている訳でもないのにブツブツ文句を言いながら、面倒、疲れがそのまま出ていて。ちょっと恥ずかしい)

ダメダメ。もっとポジティブに切り替えて。

、、、ということで、

田舎料理の出来上がり!

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筍の山椒味噌和えと、イタドリの煮物、揚げ出し豆腐。

なかなかのお味でした。特に筍の山椒と甘味噌の和え物は(自分でいうのもなんですが)絶品でした。

ワラビと残りの筍は後日一緒に薄味の煮物にします。

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最後にひとり生えの”イキシア”。

この立ち姿が粋ですね。