先日の土手も草刈りの時は気づかなかったのですが、シュワの散歩でふっと谷川を見ると、、、あれれ??イタドリやん?!
ちょっと細いけど、これくらいがちょうど良いんです。
よくよく見ると、近くにも何本か生えています。いつもより1週間位早い気がします。
子どもの頃はイタドリの皮を剥き少しかじって「すっぱぁー!」といいつつ食べたものです。でも、おかずとして調理して食べたことはありませんでした。
食べ方を教わったのは20代の頃、赴任先の尾鷲です。
近所の八百屋さんで下ごしらえしたイタドリが売っていたのです。聞くと、カツオの「なまぶし」と一緒に炊いて食べると教えてもらいました。そういえば春のこの時期、尾鷲港ではカツオが水揚げされ、その加工品の「なまぶし」もよく食べましたね。それ以来私は「イタドリ」にハマったのです。生のイタドリはただ酸っぱいだけ。下準備されたイタドリはクセのないもので、調理法で美味しく食べられます。でも生のイタドリはその酸っぱさを取り除くのにひと手間かかります。
(少し細いなぁ)
細いけど、ま、いっか。
(下ごしらえ)
ポキッっと折れるところから取って葉を取り除き、指でパキパキとつぶします。それをぐらぐら煮立った熱湯にさっとくぐらせ水にさらします。色が変わるくらいで湯から引き揚げないとイタドリはすぐとろけてしまうからです。その後は、たっぷりの水で三日間さらします。(一日数回水を取り替えて。)イタドリを噛んでみて酸っぱさが取れたら下準備OKです。ちょっと日数はかかりますが、年に一回は面倒でもこうやって食べます。だって季節を戴くのって、何だかちょっと贅沢じゃないですか。
でも、、、、毎日は、嫌ですねぇ~(笑)
(水にさらしているところ。今から三日間も、、、、ふぅ~)
火は通りやすいので調理方法は簡単です。軽く煮て酢味噌和えにしたり、タケノコと油揚げ、ちくわなどと炒め煮にしたりしていただきます。もちろん「なまぶし」も美味しいです。
三日後、私はタケノコと焚いて戴きま~す。
我が家のタケノコ、、、と、言いたのですが大きいタケノコは親戚からの戴きもの。左はしの小さな二本が我が家でやっと採れたもの。(イノシシに食べられもせず、よく耐えたねぇ~。)
玄関の隅に大好きなハナミズキも咲いてきました。花の多い春はいいですね。
ただ、一昨日の九州地方を襲った地震に胸が痛みます。お亡くなりになられた方々また被災された方々に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。